日本で絶大な人気を誇るクリスチャン・ラッセン

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「クリスチャン・ラッセン」と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょう?

ほとんどの人が、カラフルな色使いの海や、躍動的なイルカの絵を描く人だと思うのではないでしょうか。

また、最近はお笑いタレントが「ゴッホよりラッセンが好き・・・」というようなネタをやっているのをテレビで見かけます。

このようにラッセンの絵や存在は美術の巨匠と呼ばれる有名な画家たちとは一線を画し、一般層に広く知れ渡っています。

このように日本で現在絶大な人気を誇るラッセンですが、いつから日本に知られ、人気を獲得するに至ったのでしょうか。

ラッセンの絵画が初めて日本で知られるようになったのは1988年ごろといわれています。

日本のとある美術会社の社長が、ハワイのホテルで偶然見かけたラッセンの作品を気に入って、のちに販売契約を結んだのがきっかけとされています。

当時の絵画の販売方法は、画廊でコレクターたちが数百万~数千万かけて購入するのが普通でした。

ですが、ラッセンの絵画は、デパートや画材店などの一角に間借りされたギャラリーで数十万から気軽に購入することができました。

おりしも、80年代後半~90年代初頭はバブル期の真っ最中だったため、サラリーマン層を中心に飛ぶように売れたといわれています。

その幻想的な絵画はまたたく間に人気となり、バブル崩壊後も積極的に展示会を行い、1997年には日本中で原画展が行われたほどです。

現在も、ラッセンは多くの人に親しまれ、至るところでその美を楽しむことができます。